あっ……9巻でちょっとテンション下がってたけどやっぱこれ面白いわ。嫉妬と憎しみと焦燥感と憧れと。このへんの人間同士の沸き上がる感情のぶつかり合いがまさに音色を生み出して琴線に触れる。憎いままでは。圧倒的な演奏シーンは変わらず。

久しぶりの国枝さん。国枝さんのこういう作風好きだけどなんか迷走してるな？と思ったら作者本人があとがきで言い訳してて違和感がはっきりした。死亡オチかーそっかー。支配して欲を発散してるときに「こいつが好きなんだ」と気づくシチュエーション、好き。

ここがBLトレンドだ感ある。相手と出会う前からバイ自認主人公ってすごくね。そしてリバに拍手しましょう。あのね！リバにありがちな「ウケ」を多少マイナスな意味づけで描くことを真っ向から打破してね！すっごい肯定的な意味で描いてるのが爽快でした！そ…