真昼の淡い微熱

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萌える男/本田透

熱いなあ、2005年だもんな、受け入れられてきた時期であるとはいえ「オタク=社会的弱者」ってイメージが固いしこういう角度のオタク論が少なかったんだろうきっと。
宗教がなくなったから癒しを恋愛に求めるようになった、とかへえって感じ。
なるほど恋愛が不確かなものである以上「絶対的なもの」は萌えに求めるのは時代の利にかなっている。「三次の女なんて」と吐き捨てるのは負け惜しみではないのだ。