真昼の淡い微熱

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麻原裁判の法廷から/渡辺脩

なんだこれ、ここに書いてあること全部信じるならめちゃくちゃすぎないか、唖然。

サリンの点検が事件の二ヶ月後とか、杜撰すぎる。
「裁判の引き延ばし」と批判されてたらしいけど、普通に考えて、弁護士が裁判を引き延ばすのにどんなメリットがあるというんだ。
なんかよくわからないなあ。

ただ、検察に対して「破防法を通したい」「世間の圧力」という理由からくる疑問は理解できるけど、警察にオウムと何らかの関わりがあったとか、サリン事件が起きるのを前もって知ってたとかは、にわかには信じがたい。

これ1998年刊行なんで、後年にまとめた著作のほうも読まなきゃ。
今A3読んでるし、傍笑記も読んでから、そちらにかかろうかな。