真昼の淡い微熱

感想ブログ

砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない/桜庭一樹

あー。2004年。
ネット小説にはまってた頃こういう雰囲気の作品いっぱい見たなー。
小中学生の頃読んでたら好きって言ってたと思う。時期遅すぎた。
いや今さら手に取ったのは百合と聞いたので……。
でもそんなに好きなタイプの百合じゃなかった。


子供が、サバイブするために、砂糖菓子で身を固めるしかなかったと。
花名島が藻屑を殴った後、「俺を無視しやがって」って自覚的ミソジニーが描かれたのはびっくりした。