真昼の淡い微熱

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ちはやふる 28巻/末次由紀

はあ……なんだこの安心感。
なんでこんなにまだまだ面白くなれるの!!
ふしぎ!

ここをそう繋げるかーそうまとめるかー!
構成力どうなってんの……。

一番好きなのは机くんの「嘘でも言える」が裏目に出たところ……。
イラッとする田丸さんへの溜飲を下げるシーンを、下げたままに終わらずひっくり返すの、すごくいい。
悪人がいないんだよ。
予告でネタバレ食らったのは残念。

あと千早と太一がいないからこそ続いてく瑞沢が見えたってのも大好き。
ほんっっっと無駄がねえな!
そんで千早が戻ってきて泣く部員たち……いやなにこれすごい感動したんだけど。

出場校が増えてルールが変わるっていうリアルタイム感もすごいし、「ふさわしい存在であることが勝者の責任――」ってメタか?って思っちゃうよね。
だって現実ちはやふるの影響で増えてるのが大きいわけでしょう。