真昼の淡い微熱

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夜とコンクリート/町田洋

こっちは好き。
最後の話、めっちゃ共感した。寂しさ!!相手の構成物が過去のものとなってあの頃の大事なものを手放している寂しさ!!

そういう「日常」の合間にふと思い馳せるようなひとこまを切り取っていて好きだった。
どうでもいいだるい夏を過ごしていたくて閉じこもる。無重力に跳ね回り祝福する陽気なオブジェ。