真昼の淡い微熱

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この世界の片隅に/こうの史代

リンさん~~~~!
なんだよ百合じゃねえか……。
なるほどなあ。
私は映画を見ていて、戦争の追体験だという思いが強くあった。
その臨場感の作り込みは映画がすごくて、漫画のシーンの膨らませ方が絶妙だったのだなあと思う。

こちらの原作はふわふわと、映画以上に日常のヒトコマが一話完結に顕れた感じ。
で、だから「暴力で従えてた」と気づいた衝撃があると。

再生、というよりも、それでも生きていかねばならないし、ただ生きていっている、っていう、終わりかた。