真昼の淡い微熱

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ガレキの楽園/二越としみ

ついに読んでしまった……感。超個人的な話だけれど。
BL読み始めから気にはなってたもののタイミングが巡ってこず2年。ついに。

そして面白かったー!
生意気ショタがバディに成長って。奇しくも昭乃さんのガレキの元ネタ『鉄コン筋クリート』も相棒モノだからなんか共通点嬉しい。
あれみたいな退廃した街という意味でのガレキではなかったが。

「俺は卑怯だから時雨の前でしか命を賭けられない」ユウトかわいすぎるわ。
もーね、「ガレキの楽園」の中でひどい扱い受けてきてね、生きる意味が時雨っていう必然の依存、安寧とエゴと願望、覚えていてくれたらいいっていう健気さを経て欲を出せるようになるユウト、どれを取っても。

しかもなんかリバっぽいぞ!
これは押し倒せるぞ! なんと嬉しい誤算。
ページが許したならじりじりした二人の関係見たかった……。
先に養子縁組してからの親子ラブって星川銀座か。