真昼の淡い微熱

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ボクラノキセキ 12巻/久米田夏緒

わー読み返してないから何がなんだっけ。

槙そーくるかって感じだちょっとショック。

皆見と春湖は「一緒に戦おう!」まで昇りつめたんだなーと。
春湖→(守る)→←(大事にする)←皆見
っていう対等は男女ジェンダーに基づいた対等で、本当に同じラインに立てたからこそ「一緒に戦える」のだと。

で、槙は旧来のジェンダー立場に沿って男(七浦)に守られるしか術がなかったからその中で立ち回ろうとしたところを女(悠)が手を取ってくれて。
だからシスターフッドを描いていくと思ってたのに、七浦への情、少なからぬ好意はあったんだーっていうショック。
でも槙は対等を求めるからこそ七浦ともそうなれる、そうなりたいと思っちゃったんだよな……。
からの決別で、色んな形で対等を希求し肯定する作品であればこそ、ここから七浦の考えが変わっていくのかなあ……。


なんか前世は地球っぽいですね?
えっそれ言語わかるんなら超ラッキーじゃん。そういう文化圏はまた別なのか?魔法のこともあるしな。
体の大きさは変わんないみたいなんだよなー。ぼく地球に引っ張られる感想だ。
あ、前世の記憶蘇ってもやってること違うから秀才にはなれないって描写、好き。