真昼の淡い微熱

感想ブログ

パシフィック・リム

金曜ロードショーで見ました。
劇場公開中見に行こうか迷った末行かなかったけど行けばよかった。
面白かった。


ジプシーが怪獣を大気圏上空で引き裂いて落下するシーンが好きだな。
包まれる一体感。
戦闘シーンの手に汗握る迫力もかっこいい。
重量感があって、巨大ロボが現実にあったらこういう感じになるんだろうなっていう説得力。
飛んだ怪獣がジプシーをビルに叩きつけるところもすごくわかる納得感。
パイロットスーツを整備員が装着していくシーンも好き。
アニメだと謎の光のお着替えシーンになるから(アニメで育っているのでそれはそういうものとして好きだけど)新鮮なリアリティ。


多様性ね!随所に描かれる。
対等に渡り合うパートナーとしての男女。白人男性とアジア人女性。
恋愛にならないと事前に聞いていたから安心感でもって見ていたけど、知らなかったら意外性にきゅんきゅんしていたと思う。
ただその安心感があったからこそ「ふたりの世界を作っている」ラストシーンを「上官が「もしもーし?聞いてる?」と戸惑う台詞」で描くのが少し引っ掛かったり。
これでは恋愛描写としても演出されてしまうのでは……敏感でごめんね……キスシーンがないと事前に知っていたからそう思うんだろうよ……。

ニュートンとハーマンが好きだ。
自らドリフトしにいくニュートン本当にマッドサイエンティストやなと思った。
怪獣が地下まで追ってきたとき「僕を狙っている!」と叫ぶニュートンなんだろうって思ってwiki見たらなるほどドリフト双方向だからか。
して最後に肩を組むふたり、良いなー!