真昼の淡い微熱

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逃げるは恥だが役に立つ7巻/海野つなみ

うわーいなんかぐいぐい読み進むな。
わかる、ふんわりと、恋愛をすることもあるでしょうというのはわかる、けど、みんな恋愛関係に陥ると結局恋愛イデオロギーに回収されてしまわないか……?と思ってなんかもやもやする。
なにしろこのイデオロギーは多大に強力だからさ……。
百合ちゃんが「若い子を安心させたい」と言うならそれは肯定されてほしい。
いや作品的に肯定してはいるんだろうよだけどなにしろ強力だからさ……!!

あとがきの「結婚してもお金ほしいなんてがめつい」って読者の感想に心底びっくりした。
えっえっ?!……えええ!!?
……な、なるほど、恋愛ものとして見たらそうなるの……か?うーん??
「そういう」漫画なのはわかるけど。
あとやっっっとゲイの描き方がまともになっていてほっとしました。
だが心底これが好きになれるかと言ったらそうでもないな。