真昼の淡い微熱

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ゼーガペイン 喪失の扉

前から持ってたんだけど、前作『忘却の女王』がつまらなかったのもあるし、表紙のキャラがルーシェンに見えなくて何故か別の人「マオ」が主人公だと思ってたから愛着湧かないし、つまらなかったし、断念してしまっていた。
ADPにより久々に取り出してきた……。

前半:あっ記憶にあるよりか面白いな
中盤:ルーシェンの過去だー! 資料的に面白いなー!!
後半:結局オリジナルキャラにかけらも愛着湧かなかった……つまらない……

でした……。ルーシェンの過去とゼーガの詳細設定は資料的に面白かったですよ。
ADPでも出てきた地球地下工場の設定は『忘却』のほうなんだっけ?

ルーシェンの設定盛りすぎて笑った。主人公だー。
アニメ版はあっさりシンに格闘で倒されててちょっと可哀想で笑ったのに大活躍じゃーん。ていうかセレブアイコン色々できるんだな……。
ルーシェンは世界を統べるばかりか完全に責任の一端を背負っていたわけね……。ナーガがオルムウィスル撒こうと着想得たのだって。
こういう世界の重役である人間が幻体化して1パイロットやってるだけでルーシェンの熱さがわかるよね。まあカノウトオルもやってたくらいだしパイロット不足なのはそうだろうけど。
ていうかルーシェンがキョウに惹かれた理由もわかるというもの。こいつ頭よくて腹に一物なくて純粋で自分にない発想持つ男が好みなんだな。

あとサーバーに入った幻体がその記憶を失ってる理由が一番の衝撃でしたね……。
考えてみればそうなのだけど……。
AIと幻体の差を作ってないザミン・ウドサーバー、テーマ的にわくわくするけどそのへんは完全無慈悲でしたね。