真昼の淡い微熱

感想ブログ

出口ゼロ14巻/瀬田ハルヒ

うーーーーーーーーーん。
お、おう?


ロマンス……ロマンス……。
ロマンスの敗北と読み取ることは可能ではあるんだよなあ。
咲良が最初に想定したほど物語の中核に存在しておらず結局は夕日とゆみかの話であったわけで。

だからキスしたんだよな、咲良が夕日に侵入するための唯一の見せ場なんだよな。
その程度に堕した男女の恋愛を、私は肯定できるか?

やーなんかわからん。
愛子ですらなくなったゆみかを前にして百合を……
いや百合ではあった……確実に。
しかしゆみかが想像以上に異次元すぎてな。
これまでとこれからにもっと描写がさかれればまた違うんだけど。

夕日に救われてほしいんだよなあ。

夕日は確実に私の大好きな大好きな少女漫画主人公でした。