真昼の淡い微熱

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セッション

煮えきらねええ……!
沸々!沸々!

ラストにほっとはするがほっとさせられることが気に食わねえ。
それまでの苦渋ストレスがちゃらになると思ってんのか!?

ゲイを貶めておけばわかりやすい差別者アイコンになると!
そこで結局だしにされるゲイ!!ホモフォーブ=やなやつとつなぐためだけに散々こきおろされるゲイ!!
なめてんのか?不快どころじゃなかったわ!

いや役者さんはすげえよ。
こんなにも不快になるキャラクターを演じきれる。
でも他人を直接罵倒して時々おだてて支配し追い込む脚本なんかいくらでも思いつくわ。
いや~らしく追い込んでいって気づいたら逃げ場をなくす会話劇描いて初めて技巧でしょう。


雑なんだよ。
血のりも雑なら血の出るほどっていう演出も雑。
ストレスマックス頂点で交通事故したときはもう失笑、「うんまあ流れ的にそうなるでしょうね」感しかない。
ロマンスもまあ雑だしパパも家族も薄っぺらい。
最後にちょろっとアジア人出したりバンドに一人女いれておけば多様性確保できっか~って感覚もイラッとする。

あれなのかな~
もしかして「いまどき見ない現実離れした虐待教師」だから娯楽になるとかなのかな~。
いや私の観測する社会いまだに体罰容認論根強いんでリアルにしか捉えられないです……。