真昼の淡い微熱

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麻原彰晃の誕生/高山文彦

はー。
麻原の過去が。
拒絶の人生だったんだな。
しかし懐への滑り込みかたは心得てると。
宗教法人の許可の後ろ楯としてチベットで誰に何をもらえばよいかとか。
最初は弟子のシャクティーパットにも心血注いでたとか。
そりゃ、感動するよな。自分のために身を削ってくれて。

ひたすら陰謀論の麻原。
著者は所々麻原を俗な詐欺師として扱うけど、後に上祐も言ったように、自分で妄想を信じちゃってたんじゃないの。そっちのがしっくりくる。
まあ、人の数だけ事実があるよね。