真昼の淡い微熱

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夜はともだち/井戸ぎほう

おお!
この噛み合わなさ!
あっはい大好きでしたわかりあえない。
段々真澄が苦しくなっていく過程、そして爆発する感情がやばかった。

相手に望むものがもっと全然互い違いなのかと思ってたけど、飛田くんは普通に不器用で自分の感情認識が下手なだけだったな。
だとしてもこうまで生々しくこの真澄の閉塞感が、感情類推によるコミュニケーション不全が描かれるとグッと迫るものがありますね……。
そうして歩み寄ることを覚える二人。

言葉責め、好きじゃないことのほうがほとんどだけど、びくつきながらの似非S設定もさることながら感情と関係の変化をその時々で表現しているところが上手いしだから萌えるの凄い。