真昼の淡い微熱

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暗殺教室 12,13巻/松井優征

おもしれえええええ。
あ、好きだわ、これ。って初めて素直にストンと思ったかも。

RPG母さんの二周目」だけネタバレで知っていたのでその展開くるのを今か今かと待っていたのだが、期待裏切らなかった。
まずだから渚母の登場シーン、キャラデザが「フツウ」すぎてゾワッとした。
「あんたなんか生まれてこなければ」とか「酒だ不倫だ暴力だと喧嘩ばかり」とか言う漫画、正直飽き飽きしてた。
これ、こういう毒親描写を待ってた……。
「女の子じゃない」は反則だよ……キャラの性自認は尊重したいよ……腹チラ痙攣髪おろし頬染めとかどう捉えればいいのよ渚くん……!
でも、「子は親を憎まない」道徳とか、そんなあっさり母親が渚を手放せるものかとか、もうちょっと掘り下げてほしくはある。


あれ、いや、おもしれえって思ったのはそこだけじゃなくて12、13巻全編通してなんですけど。
華麗な「死神」の捌き方とかE組全体の絆とか「人を殺す才能があります」とか。
でも、インパクトが、ね。