真昼の淡い微熱

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四月は君の嘘 11巻/新川直司

はい……単行本派ですので完結見たのはアニメが先でした。
なので展開わかってたけど、卑怯じゃんね……泣くじゃんね……。
やっぱり演奏シーンの力強い表現力は、音なくしてこそと言える。
かをりが死んだことを悟る公生の表情が、重い。アニメよりずっと。

ああー畜生「綺麗」に終わらせやがって、という感じですよね……。
死を美化しやがって、かをりに全てを背負わせやがって、汚れたものは無視するんだね、という、怒り。
それでも騙され「感動」してしまう自分の、悔しさ。
ああ畜生、素晴らしい良作だったよ。
アニメも期待以上の出来だった。