真昼の淡い微熱

感想ブログ

劇場版アイドルマスター 輝きの向こう側へ!

可奈ちゃんが「春香ちゃん」って言うたび泣いてた。
憧れのアイドルがね、自分を気にかけてくれてね、でも応えられない悔しさとね、憧れのアイドルという距離感ね。
(でも先輩後輩アイドルが仲良さそうに名前で呼びあってるの微笑ましいから別に春香ちゃんでいいと思う)

励ます春香のどっしり感。
周りを縁取ってリーダーに"なっていく"。
こうして成長しきった姿を描き出すのね。

「みんなで一緒に」というテーマを臆面もなく繰り返していく愚直さな。春香だからこそでもあると。
結末まで全部予測がつくからこそそこを丁寧に掘り下げていく。

別にキャラたちにそこまでの愛着がないから前半は退屈だった。
まあファン向けPVにするよな私向けじゃないよなと思って耐えてたら、春香と可奈ちゃんの電話のシーンから引き込まれていったよ。
ライブの構成としても初っぱなからあんなクライマックス感のある曲きたら堪えきれませんわ。ぼろ泣き。
"アリーナ"ね……物語が現実に侵食していく現象もすごいね。