真昼の淡い微熱

感想ブログ

蒼穹のファフナーEXODUS 14話 夜明けの行進

ふざけんなよまじふざけんなよなんなのふざけんなよ……。


一騎聖誕祭のとき喜安さん「見所は今日見ないとこ」って言ってたけどこんなのが見所ですか?
いやうんわかってたけどね、「一部上映」の時点でなんか大体わかってたけどね、「見所」が言葉の綾なのもわかってたけどね、でもこんなのってないでしょ……。
「時間をかけて降り積もったものがあってね。折り重なって、人になっていくんですね」……。
なんかずっと悲鳴を上げて泣いてたんだけど一段落すると言いようのない脱力感で文字のテンションが低いよ。

EDがひどすぎて二番じゃなかったことに今気づいた。まあ弓子の時点で違うか。




どうしようかまだ見返せないね。

一方で作劇的にめちゃくちゃ綺麗なところが本当に憎いんですよね。
冒頭のダスティンVSカマルで視聴者を不穏に陥れるに留まらず14話全編に影響を与えて伏線だと明示して、最後のオチに回帰する。
教科書に載せたいくらい綺麗な1話の作り方。
それでいてファフナー名物ありえないくらいきっちりフラグ立てての回収とあのED。
今「死亡フラグ」って書こうとしてすごいダメージ食らった。死か……。
物語的倫理の構造としてもお手本かってくらい綺麗ですよね。
「未来へ向かう倫理を死によって過去へと引きずりおろす」っていう構造、「私たちが死んでも希望は消えない」と提示するEXODUSにおいてどう死を挿入するんだろうと思ってたらこれだよ……。
フェストゥムに殺されても人とフェストゥムがわかりあえる希望は消えない、けど、対話できるはずの人間に殺されてしまえば、わかりあえる希望が途絶え、倫理は過去へ焦点を当てていく。
いや希望は消えないよ、消えない。だって教室に「希望」って書いてあるじゃないか……。
あれがこうなるなんて誰が想像したよ。



これでゴウバインメットがいわくつきになりましたね。
美三香、生き残って……。



……広登はさ、人とフェストゥムの架け橋になりたいって思ってたんだよね。
「人とフェストゥムが憎みあわない」平和な世界を広めたいって思ってたんだよね。
人と人が争うなんて夢にも思わなかったんだよね。だって竜宮島は人殺しを教えてなんてこなかったから。史彦が頑ななまでに拒んだから。
それが広登に警戒心を抱かせなかったなんて、史彦の思想が一番残酷な形で現れるなんて。
広登が手を振ったから一番に狙われたわけで。
広登的にはなんか様子がおかしいぞって頭の隅でちらと芽生えたくらいで世界が終わってしまったんだよ……。
芹の誕生日プレゼントさあ……。



初のポエムなし回ですけど今回だけかな……?
15話のみんなの動きとか想像したくないね。でも一週間後にはわかってしまうんだね。これ島や一騎に報告するときもつらいじゃん……。





なんかエメ美羽や総一真に萌えたり笑ったりしてたんですけどもういいか。
難しい諸々のことは聖誕祭からこっち考察見たりなんだりしてたし。
総士の命もやっぱ長くはないんだな。
序盤の後方部隊の悲惨さにも結構ダメージ食らって「イージス装備も出せずじまいで……!」とか思ってたんだけど広登イージス以前の問題だったからなんかもう疲労しかないよ。
やっぱ広登の役目ってそれじゃなかったんだな。キャラとしての人生はゴウバインを受け継いだところで終わっていたんだな。ああ、だから広登の言葉は暉に響かなかったんだ。
いやもう響かせるので言ったらこれからなんですよね……死者の生きざまがどう受け継がれていくかがファフナーなんですよね……。


13話までの感想、きっと後で読み返すからと思って初見の感想と理解を詰め込みに詰め込んだんだけど結局ほとんど見返してなくて意味ないなーと。
まあ感想書くことで理解深まってた面もあるんだけど。
間違った知識や解釈とか恥ずかしいけどまあ初見がこの程度の理解度って記すためなので数年後にエキサイトブログがサービス終了してなければ読み返すこともあるでしょう……。
(なんか早速広登解釈があやふやだ)

あ、あとやっぱり一騎はシャワー浴びないんだなー。「人間とは」。
あと冲方さんの名前は今までどおりの配置、と。



今週のフード忘れてた。風呂とおやつと飲み物分けようかなあ。

今週のフード:
水(暉が飲んでた水、タンクで運んでたやつ?湖の水?)(「水も命も平和も」より、水とフードは別?)
キャンプ地の配膳カレー?(平たい皿で食べれる鍋もの)
総士ミツヒロビリーの会議コーヒー
13キャンプ地のバッファロー、鍋(他にも動植物を食べたらしい)
テント内広登暉アイビリーのおしゃべりコーヒー