真昼の淡い微熱

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蒼穹のファフナーEXODUS 17話 永訣の火

ふざけ……んなよ……。



ですね……。
いやもうこのサブタイでね。
覚悟もまあ一応していたけどね。一応ね。
こんなしずかに、あたたかく、ね。
嗚咽のなか気づいたら1時間経っていた。


一度だけじゃわからない情報も出てきて18話前には見返したいと思うけど今それができる感じじゃないので追記していくかね。
今週のフードはもう言うに及ばずだよ。
あとで書くけど。たぶん。

無印17話も見れなくなってしまった……。6話もだな……。
容子さん。カノンはありがとうって、言えた……。翔子とは違う。


群像劇としてもすっごい感極まる出来ですけれどもなんかもう。


ずっとね、ずっと、EXODUS始まってからでさえずっと、カノンには一騎を介さず自立してほしいと思っていたのよ。
私はアニメや漫画をジェンダー方面からも見ているから。
ヒロイン二人とも自身の物語の中心に男を関わらせるのはなあって。
でもこんな答えの前にあっては何をどうとも言えませんわ……翔子との対比もさ……。
ここで容子さんに回想させたりして翔子に何かを語らせるような陳腐な対比はしてこねえんだよ……。
次回真矢ちゃん回っぽいな……ああ。



こっから追記。

まだ一回も見返してないけどとりあえず書きたいことから書く。

ショコラはいつもカノンを下から見上げて支えてくれる存在だった。
それが13話Cパートで高低差を縮め「対等な立場」としてカノンに縋る先を与える。
で、16話でカノンがコクピットから出てくるときに「見下ろす」視線を初めて獲得するんだよ。
ご丁寧にも容子さんと並んだカットで。つまりカノンへの慈愛の視線。
供であり、友になり、親となる。
ここでショコラはカノンに対する役目をすべて果たしたのだな……。
ショコラへの永訣の言葉はすべてをないまぜにしたふたりの関係性に捧げて。
そしてショコラの遠吠えもそれに応えて。
ショコラ、人間以外の生命活動(食、睡眠)を描く役割も持ってたけど先はどうなるのか……プクは僚の帰りを迎える役割を終えたから命も終えたわけだけれども。
あー!甲洋かー!!!ドライツェンも!!!人から聞いて初めてわかった!!


ついでに完全に16話の話。
コクピットを出るときに容子さんとショコラから慈愛の視線。
カノンはそこで「見上げる」行為の安心感を得る。からのドライツェン変貌の落差が鳥肌もの。
「見上げる」行為の恐怖を演出するためにあれほど格好のタメはない……。




ていうか、「二人で生きよう」ってカノンに手を差し伸べる一騎がいる未来がありえたって……。
その一騎は何を思ってどう受け止めているんだろう。
そこは総士すらいない世界でしょう?
一騎は内に溜め込むの得意だから……とか言ってもまあ想像しかできないわね。


今週のフード:
あめ
鏑木家の食卓(ごはん、味噌汁、焼き鮭、きんぴらごぼう、漬け物)(水)
佐喜さん陣内さん舞さんお祭り屋台(サイダー、お好み焼き、たこやき)

いやほんと言おうようないよあめは。
完全に人としての心を持っていけたということですからね。おやつだもの。
「速やかな栄養の摂取」(無印21話より)ではありえない活動だもの。
カノンの好物をあめに設定したときからそういうことは考えていたんだろうかスタッフは。

彗ちゃん、お母さんと一緒にごはん食べれてよかったね……。
L計画の資料を海に放るって演出すげえよ……春日井夫婦のときのスパイ証拠の資料と掛けてるでしょ……そのちがいときたら。
先週のおかゆはやっぱり「その程度の親の情はある」って解釈で正解かな。
短い期間できちんと彗ちゃんを見るようになる説得力を持たせる。



これでみんなのSDP回復……する?大丈夫?
れおみか、、、そうくるかって思ったけど明らかにこの子ら危ないから……。

「ご飯とか食べられるの?」
「今日発現したの?」「はい。お昼食べたあとに」
このへんも気になるところ。
考察しようと思えば材料はそろってるな……考えよ……。
口の中の傷すぐ治るって話もきになる。