真昼の淡い微熱

感想ブログ

蒼穹のファフナーEXODUS 22話 憎しみの記憶

画面に食いつくように見入っていた。
ファフナー、面白い。
そして全赤字回きた。もう来なければおかしい。あの23話ですしね……。
暉帰れてほんとよかった……。


とりあえずああいう真矢ちゃん好きだ……。
というか恐ろしいほどの度胸を持ち毅然としていてかつ情も持ち合わせる女の子キャラ、すなわち少女漫画の主人公みたいなヒロイン超大好きだ……。
こんな人になるなんてな。
察せるだけ色んなものがわかってしまってつらいわね……。
ほんっと憎いわ~って思うのは2話の半裸を回収してきたことね……。
あれほんと先行上映で劇場出て後引くほど不快だったのまだ覚えてるもの。19歳の女の子を同級生の前で平然とからかいをもって脱がすなよと。
それを、こうさせますか……。
無印の頃からずっとこうだね。乙姫ちゃんの母性神イデオロギーのときからね。うん。

「人は撃つんじゃないよ」真矢ちゃんの状況を知らない咲良だからなんの抵抗もなく言える……。
真矢ちゃんが広登の死を知っても責めるに責めきれない状況なのもすっごい上手いね。

パペットもスパイもやはりミツヒロでしたか……。
ほらな。これは明確に人として死ねてねーんだよな。
「俺は人間だ」ってつらい。
今回すっごい「人間とは」を問うてきたな。人類軍すべてが悪だと考える島の価値観も。
涙、ね。
涙は本当に人間である証なんだろうな。フェストゥムは泣かない、はもうとっくに通りすぎているので、すなわち心を持っている証であると。
だから私はドラマCD聴く以前にもエメリーを一度も疑わなかったのよね。
ときて、ジョナミツの涙ね。
なんか一騎がああなるのは全然受け入れられるというか、これで終わるはずがないってわかってるからいいんだけど、ジョナミツはあれで崩壊してイドゥン化してどっかで消えるなりな運命でしょう……。
真矢ちゃんのいっこ下なのはほんとに「つくった」からなのね。

実を言うと真矢ちゃんよりジョナミツのほうが見ててつらかった。
なんか対比しまくっててどう捉えればいいのかわからんな。

ザインが土の塊になって、えっこの中に一騎囚われてるの?と最初思って、囚われジークフリードシステムと対比したのかと思いきや、あっさり取り出され。

一番気になっていた総士のPV台詞、回収。
しかし戻ってみればわりと冷静。
島を出ると決めた時点でこうなる覚悟はしていたのだろう。抱え込めるのが総士でもある。
でもこうなると総士にとって「人として死ぬ」ってどういうことだったんだろう。
生と死の循環さえあれば「永遠」すらも受け入れられるということなのか。
いや、存在の地平線が広がる、それだけだと捉えたのか?
なんか一騎が島に祝福され、総士が海神島に……的な話になってますけどなに。
海神島でポエム打ってるってことなんでしょうかね。「君」は一騎説が高まったのか。なんかポエムってから海神島に同化されて終了――な気がしないよね。願望まじりだけど。
もういいよ結末だけがすべてだよ。
一騎の目は開かない。これ融合型目になってたらさすがに少しショックだな……。
当然のようにICUに居座る総士、伴侶ですね。
そういえば「真矢と世界」とくるとは、端的に無印とEXOの状況の違いを表している。


操さん今日も全編真っ裸だった……。
序盤、OPかっ飛ばすか?!→インスト版かー!→OPに繋いだーー!の流れ最高に爽快だった。
エウロス型が人類軍機を、ってすごい、……痛いね。戦闘シーンかっこよすぎるでしょ。
総士が叫ぶの貴重でかっこいいなー。
甲洋が「守るよ、みんなを」を引き継いだので一騎の役目がこれでまっさらになったけど。
一騎の最後の表情が全くもって図れない。かわいいけど。振り向いたのは総士の言葉への反応では、ないよね?
冲方サミット解説きてた。裸、なるほど。役目を終えたとここでも言ってるわけね。)
(全く関係ないけど「最近のアニメスタッフはTwitterとかで解説してるけど本編でしなきゃプロじゃねえだろ(意訳)」ってついーとこの前見かけたけど、ちゃんと本編で語ってるんだよなあ……)

そして操さん名前そのままなのはなんでだろ。意味があるのか。
美羽交渉上手すぎるだろ。なんだよその条件。争いがなくなるなんてない。ファフナーがそれを描くとも思えない。
ドラマCDがあれだったから美羽前のめりもあるかなって思ってたけどもう学んでいるんですね……なんて4歳児だ。
家族に迎えられる美羽とどこか嬉しそうで寂しそうなエメリー……かわいいよう。
自分より人を優先したがるエメリーすごすぎだし、彼女にそうまでさせた環境がもうつらいし、危険。やめてくれ。
弓子さん人格戻ってない?「千鶴ママ」は笑う。

今週のフード:なし
食ったとか食われたとか色々言ってますけど。



先週のショックの件。
一日中ぼろぼろ泣いていた。
とりあえず、異性愛至上主義が恐怖なのは今さら変えられないし、今後一真展開になっても、せめてショックを感じる自分くらいは受け入れよう、と思った。
以前似たようなショックを受けたときも立ち直るのに1年かかったんだから、決着わからないのに気にしないでいるのは無理。潔くショックを受けよう。1年かけて立ち直ろう。
なんか展開それどころじゃないけどそれに安心してたら背後から撃たれる。
目下真矢ちゃん涙イベントに身構える。人間になるということ。ほんとなんで予防線張らなきゃならんのか。
とはいえ翌日には総一真最高とか言ってたんですけどね。
いや総一真なら異性愛至上主義の打破であり、モノアモリー規範の打破であり、ホモソーシャルにおける女性排除理論の打破であるという、すべてが丸く収まる選択なので以前から激推しなんですけど。
webラジオ公録行きたくないと思うほど落ち込んでたけど行けてよかった本当に。