真昼の淡い微熱

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先生の白い嘘7巻/鳥飼茜

美奈子が……!!
いちばんの衝撃だった。
美奈子がついに気づいた、ホテルへ向かった、美鈴先生の前に現れた。
美鈴は諦めたんじゃないのかと想像した。美奈子を認識した瞬間、この状態でいてもなお美奈子から責められるのだろうことを諦めたんじゃないかと。

ああー……
「私たちはそんなに遠くないはずだから」。
見下し見下され知らずいがみあうよう仕向けられた女たちの連帯を。

ひとりでいなきゃ強くなれないと新妻くんを手放すのもすごく……好き。
男の手なんか。
でも先生は先生なんだよな。権力なんだよな。
今度はミサカナちゃん救われないかな……年を経ないと周りに連帯できる女の子が現れないものなの……。