真昼の淡い微熱

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やがて君になる7巻/仲谷鳰

うっうわー!!!
正直ね!正直ね!
私やが君ハマりきれてなかったんですよね!!
今もハマりきれてるとは言いがたいんですけどそれでも!!
今回は、やばい。


正直沙弥香のこともなにも思うところってなかったんですよ~~。
なのに、なのに……。
恋だ!!!
「言った」「言った」「言った」
ああ、沙弥香は勇気を出したんだ。
空気が、においが、手触りが。伝わってくる。この、恋が。
涙。

選んだ燈子。
走る二人。
涙。

言語化の怠慢。

恋の手触りが感じられる、Bloom into youですね。
選ぶことの痛さ、傷つくことの怖さ。
ぜんぶぜんぶ恋なの。やっと同期して、泣いたのだ。

「ぜんぶが好きってどういうこと?」
にも作品なりの答えが提示されるこの周到さがやが君ですね。
なんだろう、沙弥香じゃなかったらわからなかった。
そうかあ、そのために沙弥香が必要だったんだね。

ごめん。言語化怠慢のままおわる。