真昼の淡い微熱

感想ブログ

シーラとプリンセス騎士

シーズン1。
せっかくなんの気なしに見ようと思ったのにラストシーズンのネタバレ踏んじゃった……。


テンポがよい。
グリマーがアドーラ不信を引きずるかと思ったらわりとすぐ打ち解けてくれたし、1話ずつ同盟国増やしてく流れ続くかと思ったら3話で打ち止めてあとは他の軸(キャトラとの因縁、剣の謎)と並行で仲間を増やしてゆく。
うめえ。3話以上同じパターン続くと飽きるよね、ってわかってる。この時点で信頼。

変身シークエンスにっこりしちゃう。
異文化破壊への反省が単純構造だとしても描かれている。傲慢やな~と思うけどその責任は描かなきゃいけないんすよね……。
しかし同盟の無条件肯定はええんか?と思うが。

パワフルで自立的な女の子もまあ描かなきゃいけないんすよ。
好みじゃないながらも気にならんくらいには話が面白くある。
本音は他者依存の弱さがほしいけどね。
女の子主人公は見慣れたけど私はボウくらいの立ち位置の男の子にまだ慣れていなかった。
主人公ではないがまったくサブキャラでもないしメインキャラの3人目だがしかし物語に深く重要になるわけでもない子。
男の子主人公昨品ならわかるんだけど。
しかしこれもまた慣れる慣れる。


11話『約束』、おっそういうんやってくれるん~~幼なじみの強さ~
おれは求め合う百合が好きなのでたぶん『シーラ』に百合萌えは最後までないけどこの話は好きだったな。
キャトラが昔からアドーラの傲慢さを疎み、しかし救われ、現在も揺れ動くけれどもラストは過去を振り払って崖から突き落とす決断が……。