真昼の淡い微熱

感想ブログ

THE FOLLOWER

ファフナーEXODUS4巻付属ドラマCD。
感想書くか迷ったけど……書く。


号泣。号泣。
道生さん出るってイベントで発表されたけど、弓子さん指輪メインの過去回想だと思ってたら……そんな……。
日野父娘の絡みとかそんなん想像するだけで弱かったのにおまえ……。


いやもう号泣一択でしょ。
道生さんの声聴いただけでやばいし、おじさんの背中あったかいねとか、最後の別れの会話とか、無印の曲ふんだんに使ったBGMとか……。

この姿になった弓子のこと疑ってごめんね。
むしろどんな姿であっても美羽を守って「そばにいる」ことを望んだ結果だったと。
美羽をいだくシーンの印象がまるで変わります。
12話の美羽が怖がるシーンとか。
いやてか色んな情報により全ての印象が修正されたので見返さなきゃ……。
日野夫妻の切実な美羽への想いが胸に迫る。
かつて「ひとつになる」ことがこんなに幸福と穏やかさを含んで描かれたことがあったろうか。
冲方さんがインタビューで言ってた「弓子が美羽を理解していくことは前世代との決別と新世代の萌芽」、それを描出したのがこの『THE FOLLOWER』ということか。

弓子が「話ができる」と言ったのはファフナーに通底するひとつの答えか。
たとえ人の姿を失っても。心をも、と言うのは、最後の一欠片を見届けるまで早い。
最後に真矢に睡眠を促し自分は寝ない弓子。
寝ずに食べずにシャワー浴びたら私喜ぶ。
(その理由は「『蒼穹のファフナー EXODUS』における「人間らしさ」とは何か」で書いた)
結局銃を上手く持てなかった理由ってなんだろう?
美羽を想って見守るだけの存在になったから?



そして美羽、世界樹と同化するつもりだったんかよ。
最後まで「いなくなってもいいから」というお願いをしているあたりまだ危ない。
アルタイルと同化する可能性が……いやまさかそんな。希望の「道」を「生きて」いくことがここで託されたのよ。
しかし「自分にしか出来ない」「万能感?」、絶対一騎と重ねてるよなーと思っていたので、これでますます強化された。

美羽の出生やべーな。
さらっと竜宮島と世界樹のミール重要情報流していったけどおい。
美羽の怖いものは竜宮島の記憶の中にあるってことなんでしょうか?
今の弓子に気づかない理由は「心の壁」とのことだが、エメリーに教わったやつ?



そしてな!!!
こんなに!こんなにもエメ美羽推しだとは思わなかった!!!
ありがとうございます!!!!

やばいでしょ……美羽がいなくなろうとしてるのを知って取り乱すエメリーやばいでしょ……。
あの錯乱エメリーを演じてくれた佐々木りおさん感謝だよ……。
エメリーには何が未来の希望のために大事かっていう公に資した優先順位があって、ここ1年は自分より重要なものってなかったんだけど、美羽と会って初めて守るべきものを見つけたって奮闘するエメリー愛しい。
今のところ私は弟を守れなかった経験からきてると解釈してる。
そんな優先順位に甘えて私情たっぷりに美羽がいなくなることを恐れているエメリーっていう妄想が具現化されたこの感動よ!!

わりとエメリーに裏があるんじゃないかと疑われてたの悲しかったから、こんなにも純真な姿を描いてくれたことも嬉しかった。
ていうか例のこの絵のインパクトが意外とでかかったんだろうなって。
(『蒼穹のファフナー EXODUS』第3話)

だから「謝ってくれた」ってエピソードがね、萌えたよね。
いやもうエメリーを怖がったっていうのからまず萌えて。
「知らない人みたいで怖かった」ってそれ好きな人に襲われそうになったときに出てくるやつだ。(確信)
いや、相手をよく知ったと思ってなきゃ出てこない台詞でさ、「他者」を認識する過程で重要なわけでしょ、あれは。
4話日野家で仲良く遊んでたのは「おはなし」して理解しあったあとだって思うと!

もうね~夢で会おうぜを地でいくエメ美羽ね~。それも妄想が当たってた……。
対面する前から会ってたんだ。イメージ送り合ってるだけかと思ってた。
明晰夢を共有できるとかなにそのわくわくする設定。わくわくしますね。ええ。
常時クロッシングと同じ同じ。
エメリーの故郷の風景とか、美羽は知ってるんだろうな。今はなきその風景。
花畑で二人で遊んでる絵があったけどあれは夢の再現だったわけか。どこの花畑だよ知りたいよ。