真昼の淡い微熱

感想ブログ

2015-04-14から1日間の記事一覧

ちはやふる 27巻/末次由紀

うっっっわ相変わらず高クオリティー!なんだろう、こうも力強く、確実に揺るがない「面白い作品」が存在してくれてることは救いだなあと思う。「私たちは 全国大会前年優勝校の 瑞沢です」「あの優勝旗に トロフィーに 恥じない戦いを 絶対に するんです」…

逃げるは恥だが役に立つ 5巻/海野つなみ

恋愛色増し増しですね。かわいい夫婦やな。みんなじりじりゆっくり対話して離れたり近づいたりを繰り返す試行錯誤のコミュニケーション。丁寧に丁寧に織り成していってるなー、あるある笑そうして「イケメン」じゃなくて「風見さん」として接する百合さんの…

ぼくのひとみ/村上左知

どうしてこう簡易な絵柄で繊細な表情描けるんでしょう……。最近のかわいい絵柄好き。表情の描き分け、微妙~な空気感を的確に表現してて大好き。「好きだ好きだと語る」「ひとみ」の表情とかなー。梗概はわりと笑えるだけだけどその絵で満足できるからすごい…

赤髪の白雪姫 ~7巻/あきづき空太

しっかり芯を持ったヒロイン、好き。そのヒロインが薬剤師としての知恵を生かして事を解決するシーンはどれも面白かった!最初の方はゼンが白雪の意思を尊重し「一人の人間」として対等に扱う描写が多くて、おお少女漫画的だなー!と思ったもので。しかし恋…

さようなら、また明日/凪良ゆう

うーーーん。流れるゆったりとした雰囲気は好き。淡々と、濃く、密になっていく、二人の関係は。でも調理が上手くないな、と感じた。二人の関係を進ませるためだけに周りの事件が起こり、キャラや出来事に色がついていかない。全部使い捨て。顕著なのはオネ…

その時ハートは盗まれた/金丸マキ/穂波ゆきね

『接吻〈KISS〉スキャンダル』お、おう、という感じ。今の時代ワシントンの政治家がゲイだろうがバイだろうがむしろ支持されるだろう、っつー。いつ書かれたものかは知らんが。大人な雰囲気は良かったかな。あとがきで「リバ設定」「そっか本物の人は当たり…

オハナホロホロ/鳥野しの

全6巻。良かった~。多様な家族の形を肯定してくれる。「あるのはただ結果だけ」、「何かを失っても代わりに何かが手に入るわけじゃない」、とか、結構くるものがあった。言ってみればゆうたはヘテロセクシズムの結果生まれた子なんですね。同性愛は少子化ガ…

ユリボン/百合アンソロジー

方向性がバラバラでアンソロジーとしてはわりと面白かった。つばなさんさすがです笑奇天烈すぎて最高。いちばんよかったのは、壱号『アイコンタクト』2編!離れても「大好きな人が傍にいるから」!!単に離れてしまったり、東京行きを断ったりしない。愛が壊…