真昼の淡い微熱

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憂鬱な朝 6巻/日高ショーコ

安定の傑作としか言いようがない。
すごい。
キャラやエピソードの絡み合い方がとんでもなく上手いし萌えるしめんどくさいしすごい。

特に「桂木が女なら良かったな」「僕は今の桂木がいいんだ」が最高でしたね。
もうね、日本に同性愛差別が根付いたのが大正期あたりでね、時代考証するならこんなみんなにすんなり受け入れられてるのはおかしいわけですけど、絶対それはしない作品だから私は信念を感じて大好きなわけでね。
作品的にでなく、社会的にでもなく、キャラ個人的なレベルでまで異性愛規範がすげなく破棄されるのが本当に最高。

まだ暁人の考えが全部判明してないからよくわからんね。
暁人への好きしかないっていう桂木めっちゃいい……想いの逆転ですね……。