真昼の淡い微熱

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オーバーテイク!

安定の湿度でそこそこ一定の面白さを保つアニメだった。
正直まどかの写真と津波の描き方はあんまりよくないと思う、まどかをおじいさんが免罪するような。
まあでもなんか、断罪する権利は私にはないような気がして、保留する。


しかしそこそこ面白いけど誰に向けたアニメなのかが全くわからんと終始思っていた。
だから特に流行らなかったんだろう。
モータースポーツ←男車オタク向け
志村貴子←女性人気作家 私はとりあえずここから
まどか×はるか←ここがいちばんよくわからん 大人の話でも子どもの話でもなく……
男女ラブコメ←中途半端
ちょっとBL?←中途半端

まあほんと、最終話も予定調和で特に奇抜なことをすることなく順当にはるかが表彰台上がって、なんだか爽やかでよかったよ。
まどかがうざいような、でもあたたかいような、繊細なような、まあまあ良いキャラだった。
すごく大人をやるわけではないが、だからといってありがちな大人の権力に無自覚で子どもに甘えるような人物でもなく。
まあちょっとはるかに甘えてたし無断隠し撮りはよくないけど、大人と子どもの友情って感じで。

はるかの、「プロになるなら強くなれるところで強くなるべきだ、でも今はアマチュアでしかできないことをしたい」って決意がよかったな。